『愚者の皮 ―チガヤ編―』ネタバレやあらすじ 草野誼さんの大ヒット作続編!

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愚者の皮 ―チガヤ編―

8人の義兄が経営する会社の為に、身売りされた千茅(チガヤ)。

夫となる相手は、多くの山を持つ金持ちだが、顔中に酷い傷のあるセキという大男。

自分の顔を見て恐れない千茅にセキは自分の所有地を見せ、自分の土地で働く男たちには決して近づくなと忠告する。

 

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文化財になってもおかしくない家だが窓は少なく、あっても全てはめ殺し。異様な住まいに戸惑いつつ最初の夜を迎えた。

千茅は布団の中で震えていたが、やってきたセキは千茅の様子を見ただけでなにもする事無く扉を閉めた。

妻というより使用人として扱われるのかと思った千茅は、一日忙しく家事をして回る。

セキの妻として市場の人と出会い、セキの悲しく辛い過去や今の人となりを聞き嬉しくなる千茅だが、自分の過去と見た目から卑屈になっているセキの嫉妬はひどく、千茅に近付いた幼い男の子にまで向いた。

その夜、千茅はセキの苦しみを知る事となった。

千茅が尋ねると千茅を一目見て好きになった事、愛しくてたまらないが、金で妻を娶るような自分が触れでもしたら千茅は穢れてしまうから触れられない事。このような醜い顔だから千茅と自然に出会うことが出来なかった。千茅の過去に出会った男たちが妬ましくて憎くてたまらない。

セキの慟哭を聞いた千茅は、セキの誠実な心を知り、世間を避けてきたばかりに自分のような地味な女に心動かされた事を可哀そうに思う。

お互いに辛い過去があると分かった千茅は1か月待ってほしいと言う。その間にお互いをもっとよく知ろうと話す。

 

1か月かけて千茅とセキは距離を近めていった。千茅にセキへの確かな思いが生まれ、待ち続けていたセキと夜の約束をする。

しかし、それは叶わなかった。

セキの帰りを待っている千茅の元にやってきた義兄達に千茅はレイプされる。

義兄達が帰ったあと千茅の乱れた姿を見たセキは、千茅が扉を開けたことを激しく怒り嫉妬に狂った。

千茅の言葉も聞かずに暗く狭い地下室に監禁するセキ。

自分に懐いたものは籠に入れて決して離さない。それが守る事と理解しているセキに千茅の気持ちは全く届かなかった。

監禁することでゆがんだ喜びを感じているとセキに突きつける千茅だったが、セキはそれが愛おしむことと信じて曲げない。

大雨が降り、村が土砂崩れに襲われた。人々を救うために出ていくセキ。

一方千茅はセキに思いを伝えるのを諦め、自力で脱出することに決める。

村の子供達を救ったセキは、人々が子供を思う気持ちと穢れた千茅の気持ちを比べ嘆くが、千茅がセキに恋をしていたと村人から聞かされようやく自分の思い込みを理解する。家へと急ぎ帰るが、千茅は地下室の中で無残な姿になっていた。

 

愚者の皮 チガヤ編 感想 

一見、美女と野獣のようなお話かと思いきや、この野獣はかなり病んでおりました。

あのまま行けば二人はきっと幸せになると、思っていたらばまさかの展開。

セキの歪みは想像以上でした。傷ついた千茅を気にもしない。

怒りと嫉妬のままの行動を村人によって諭されて、ようやく気付いたセキでしたが、一瞬届かず。

期待しどん底に落ちるの繰り返しなジェットコースター的展開にこちらも一喜一憂です。

千茅は助かるのでしょうか。セキはどうなるのでしょうか。

 

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