絶望ニューハーフ ~僕と私・間違った性自認~ ネタバレ

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実体験をコミック化し、問題提起したまんがで大人気のまるいぴよこ先生。
社会派コミックとして定評のある「ストーリーな女たち」の読者投稿編です。

全5話で構成されていて、表題の「絶望ニューハーフ ~僕と私・間違った性自認~」をはじめとし様々な社会問題を取り上げます!

今回はその中から4話「パート夫」と5話「嫁と姑の本音」のあらすじや感想です。

 

 

絶望ニューハーフ ネタバレ

パート夫

中山智子39歳、スーパーで働くパート主婦です。

私は悩みを抱えていました。1年前に会社の吸収合併でリストラされた夫の事です。

就職先が見つからず、この頃は家事一つせずダラダラと過ごすだけ。プライドが高く仕事を選り好みする夫。蓄えは減っていくばかりです。

それでもリストラの憂き目にあって傷ついたであろう夫に強く言う事もできずにいました。

 

ある日、私に正社員登用の話がでました。家の事子供の事を思うと即答できず、夫に相談すると「家事と両立できるならいい」と言います。協力する気もない上に、自分も本社勤務できるよう店長に話をつけろと無理難題を言いだしました。

店長に話すと予想通りの答え。しかしパート勤務から始めては?という店長の提案を夫はしぶしぶながら受けることになりました。

 

私の仕事場でパートとして働き始めた夫ですが、客商売などしたことがありません。クレームや小さな注意にストレスをためていきました。仕事に対する態度から女性パートからの評価は下がる一方で、同じ男性パートからの慰めも逆効果。周りの視線に追い詰められた夫は家に帰ると荒れ、私も困惑していました。

それでもなんとか続けていた夫ですが、元部下が客としてスーパーにやってきたことが引き金となり、仕事中に逃げてしまいました。辞める手続きさえ放棄します。

夫が職場に迷惑をかけたことに頭を下げた私ですが、そんな私の気持ちも知らずに夫はまたダラダラな生活に戻ってしまいました。こんなに情けない人だったのかと失望しました。

私の失望が子供達にも伝わったのでしょう。「お父さんは働かないの?」という子供達の真っ当な質問に夫はキレました。

怯える子供達を見て私は限界を悟りました。

家族の為に働こうとしない男は夫として父親として失格。

離婚届けを突きつけました。

 

結局、離婚には至りませんでした。

よほど答えたのか夫は夜間のバイトをしながら正規の就職先を探しています。家事も手伝ってくれるようになりました。

けれど一度崩れた信用は中々取り戻せないもの。正社員となり子供と自活できるようになった私。手元にはいつでも出せるように緑の紙を置いてあります。

 

⇨「絶望ニューハーフ」本編はこちら 

※リンク先の検索で「絶望ニューハーフ」と検索してください。

 

嫁と姑の本音

斉藤聡子60歳。

夫に先立たれ息子と二人暮らし。ある日、突然息子から結婚したい人がいると告げられました。もうお腹に子供がいるという事に戸惑いはしましたが、お相手も同居することに同意していること、なにより親思いの優しい息子が選んだ人という事でその報告を喜ぶことにしたのです。

 

同居が始まりましたが、嫁はつわりがあるうえ家事をしたことがないといいます。結果的に聡子がすべての家事を引き受けることになりました。

そこに生まれた孫の世話も加わったのですが、うわべでは感謝を言いながら手伝う事もしません。孫の誕生日は息子家族だけで祝い、いつも祝ってくれていた自分の誕生日はなくなり、一緒に暮らしてはいても除け者にされる聡子は不満を募らせるようになりました。

息子の長期出張が決まってから嫁の行動はエスカレートしていきました。夜遊びが増え朝帰りもありました。

息子に相談すると、「いやな姑になってほしくない」とやんわり諫められてしまいます。風邪をひいて寝込む聡子をほおって1週間の里帰りした嫁に詰め寄っても立て板に水。

けれど孫だけは心配をしてくれました。孫は可愛いものです。孫との暮らしを続けるためには自分が我慢するしかないのかと溜息をつく聡子。

 

嫁の考えは薄々わかっていましたが、とうとうその本音を聞いてしまいました。聡子がいないと思っていたのか、遊びに来た友人にあからさまに自分の目的を話す嫁。

もともと息子に対しての愛情は薄く、他に何人も男がいました。その中で息子を選んだ理由はただ一つ、金です。

金を置いてぽっくり死ねばいいとまで言う嫁に聡子は怒り心頭です。

反撃の機会はすぐにやってきました。酔って足を骨折した嫁。入院を経て家に戻ってきましたが聡子は面倒を見ることを放棄しました。

食事も与えず軟禁されたことに文句を言う嫁。真意を知っていることを嫁に伝え聡子は離婚届を渡します。

そこへ戻ってきた息子は驚き、聡子は事情を話します。嫁は息子に縋り付き聡子を非難しますが、息子は嫁を信じませんでした。

分が悪くなった嫁。息子を罵しった事で本性がばれ、離婚は成立しました。

 

息子の嫁、孫の母親を奪った事に罪悪感は残りますが、二人が健やかな笑顔は安らぎそのものです。

息子と孫と、三人で囲む穏やかな食卓。ようやく幸せを感じる聡子でした。

 

絶望ニューハーフ 感想 

血が違う、育った環境も違う。他人同士が暮らすのですから軋轢は生まれるものです。

難しいですね。いさかいなく過ごすためには何が必要なんでしょう。

思いやりに優しさ?

でも一方がそればかりでは疲れてしまう場合もありますよね。

柔軟性?

思い切り?

皆ずーっとニコニコしていたい。でも難しい。永遠の課題なような気がします。

 

⇨「絶望ニューハーフ」本編はこちら 

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