愚者の皮 あらすじ(ネタバレ含む)結末や感想など♩

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栄馬(えいま)と「あよ」は、誰もがうらやむような美男美女の、お互いを思いやる夫婦でした。システムエンジニアの仕事が忙しく、家に帰れない栄馬のために、着替えを会社まで持っていくあよですが、夫を探して会社内を歩き回るあよを、同僚に見せびらかすために、栄馬はわざわざ屋上で待っているのです。

 

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愚者の皮  結末をネタバレ! 

あよは、老人ホームでボランティアをやっていました。その入居者であるおばあちゃんはボケていて、プレゼントだと言って、自分の排泄物を包んだオムツをあよに渡すのですが、あよは笑顔でそれを受け取ります。驚く周囲の人たちに、自分が妊娠7週目だったので、子供のものだと思えば平気だと答えるのです。その帰り道、不注意から、あよはトラックにはねられてしまいます。

命に別状はなかったものの、流産してしまった上に、顔半分にひどい傷を負ってしまいます。栄馬は、あよが無事でいてくれればそれで良いといい、あよを安心させます。だいぶ傷が治り、包帯も取れたのですが、あよの顔半分は、引きつったような痕が残ってしまいました。仕事が忙しい栄馬の着替えを持って行こうとあよは申し出ますが、着替えは近くで買えるから良いと言って栄馬は断ります。そして、それ以上、傷が治ることはないのかと、あよの目の前で落胆するのです。あよは、入院していた病院で整形手術を受けたいと医者に相談しますが、まだ傷が治っていないため、今はムリだと断られます。夫の誕生日までに何とか元の顔に戻りたいあよは、通りがかった雑居ビルにある怪しげな美容外科で、整形手術をしてしまうのです。何度かの手術のあとで包帯を取ったあよの顔は、治るどころか、化け物のように醜くなっていました。

その夜、栄馬はあよの顔を見て吐いてしまい、近寄るなと叫びます。2日後、冷静になった栄馬は、離婚して家を出て行く、会社も辞表を出してきたと言います。あよはボランティアに行くのですが、入居者の、あのおばあちゃんは亡くなっていました。彼女が大事にしていた古い枕を、形見として貰って行き、家に帰りますが、家財道具はすべて夫が勝手に処分してしまい、何も残っていませんでした。空っぽの家で泣き崩れているあよ。ふとした拍子に、形見として貰ってきた枕のふちが破れ、中から大量の札束が出てくるのでした。

 

愚者の皮 結末と感想 

人の好意や愛情は、すべて見た目にのるものか?という、なかなか重いテーマなのですが、上下巻で完結する事もあり、物語はテンポよく進みます。夫の栄馬はたぶん、人にどう見られているか、という価値基準であり、それがすべてだったような感じで、わからなくもないですが、相当ひどい男です。そして、あよの復讐物語が始まるのですが、それだけでは終わらないような結末になってます。気持ちよく読めるかと言えば判断が難しいところですが、心に残る作品であると思います。

 

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